「キャットタワーって、本当に必要なのかな?」そんなふうに感じたことはありませんか?実は、キャットタワーは“おしゃれなインテリア”というだけでなく、猫の健康や安心感を支える大切な存在なんです。
しかし、いざ選ぼうとすると「種類が多すぎてどれがいいのか分からない」「うちの子に合うサイズや形が知りたい」と悩む飼い主さまも多いのではないでしょうか。
この記事は、猫専門ホテル「ねこべや」で日々数十匹の猫と接し、猫の行動や快適な環境づくりを熟知した“猫のプロフェッショナル”スタッフが執筆しています。
猫が本当にリラックスできるキャットタワーの選び方と、猫専門ホテル「ねこべや」で多くの猫たちと接してきたスタッフの視点から、おすすめのキャットタワー5選をご紹介します。愛猫の性格やライフスタイルにぴったり合うタワーを見つけて、「登る・遊ぶ・くつろぐ」を思いきり楽しめる毎日をつくりましょう。
目次
キャットタワーって本当に必要?

「おもちゃもあるし、キャットタワーがなくても十分楽しそう」と思うこと、ありますよね。でも、家の中だけで過ごす猫にとっては運動不足やストレスの原因になることも。
そんなときに頼れるのがキャットタワーです。登ったり、爪をといだり、高い場所でくつろいだり――猫の本能を満たしながら、健康と安心を支えてくれます。
ここでは、キャットタワーのメリットを次の2つの視点から見ていきましょう。
- 遊びながら運動不足&ストレス解消
- 高い場所で安心してくつろげる
それぞれ詳しく紹介していきます。
遊びながら運動不足&ストレス解消
猫はもともと、高い場所に登ったり飛び降りたりする“上下運動”が大好きです。しかし、室内だけだと運動量が足りず、運動不足や肥満、ストレスにつながりやすくなります。
キャットタワーがあれば、登ったり降りたりしながら自然に体を動かせ、爪とぎや遊びの場としても活躍します。猫が本能のまま楽しむことで、運動不足とストレスを同時に解消できます。
高い場所で安心してくつろげる
猫は本能的に高い場所を好み、見晴らしがいいと周りの様子を確認できて安心できます。特に、家に来て間もない猫や警戒心の強い子猫・保護猫にとっては、「自分だけの安心スペース」があることが重要です。
キャットタワーの高いくつろぎスペースは、猫が安心して過ごせる場所としてぴったりで、自然とリラックスできます。
「どれを選べばいい?」悩むときにチェックしたいポイント

キャットタワーといっても、形や高さ、素材など種類はさまざま。「うちの子に合うのはどれだろう?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、キャットタワーを選ぶときにチェックしておきたいポイントを紹介します。
- 倒れにくさ・安定感は最優先
- 猫の体格や年齢に合ったサイズか
- 部屋の広さやインテリアに合うか
- 爪とぎ・隠れ家・遊具などの機能も確認
それぞれ、選ぶときの目安を詳しく見ていきましょう。
倒れにくさ・安定感は最優先
猫はジャンプや爪とぎなど動きが活発なため、キャットタワーが不安定だと転倒やケガの原因になります。
安全に使うには、土台の安定性や固定方法を確認しましょう。壁に固定できない場合は、滑り止めマットやカーペットで安定感を高めるのもおすすめです。
どんな猫でも安心して遊べるように、まずは「ぐらつかないこと」を最優先に選びましょう。
猫の体格や年齢に合ったサイズか
キャットタワーは、猫の体格や年齢に合ったものを選ぶことが大切です。どんな猫にも合う“万能タイプ”はなく、性格や運動量で快適な高さや構造は変わります。
たとえば
- 活発な猫:高低差のあるタワーで思いきりジャンプできるタイプ
- 子猫・シニア猫:低めで段差が緩やかなタワー
- 大型猫:足場やベッドが広く、しっかりした作り
猫の動きや性格を思い浮かべて、「うちの子にちょうどいい高さ・広さかな?」を目安に選びましょう。
部屋の広さやインテリアに合うか
キャットタワーは意外と場所を取るため、部屋の広さや雰囲気に合うかも大切です。サイズやデザインをよく確認せずに購入すると、「思ったより大きい」「部屋に合わない」と感じて後悔することもあります。
最近は木目調やシンプルなデザインも多く、猫が使いやすく、人も心地よく感じられるものを選ぶのがおすすめです。
爪とぎ・隠れ家・遊具などの機能も確認
猫にとって爪とぎはストレス解消や気分転換、縄張りのサインにもなる大切な行動です。そのため、麻や布など爪とぎしやすい素材が使われているかチェックしておきましょう。
また、隠れ家やおもちゃ付きのタイプは、遊びながらリラックスできる空間にもなります。特にシャイな猫や保護猫にとって、身を隠せる場所があるだけで安心感につながります。
キャットタワーを選ぶときは、猫の性格や行動に合った機能が備わっているかも確認しましょう。
猫の好みに合わせて選べる!おすすめキャットタワー5選

猫の性格やお部屋の広さによって、「どんなキャットタワーが合うかな?」と迷うこともありますよね。
ここでは、猫専門ペットホテル『ねこべや』が、猫の性格やお部屋の環境に合わせて選んだ、デザイン性や機能性に優れたおすすめのキャットタワーを5タイプ紹介します。『ねこべや』は、猫が安心して過ごせる環境づくりにこだわるペットホテルです。猫のことをよく知る専門家が選んだタワーなので、安心してチェックできます。
- ①高さもデザインも◎ おしゃれタイプ
- ②シンプルで木の温もりがあるお手頃タイプ
- ③省スペースでも置ける 宇宙船タイプ
- ④爪とぎ+キャットタワー 一石二鳥タイプ
- ⑤隠れ家付きでシャイな猫ちゃん向けタイプ
猫ちゃんの性格や好みに合わせて、「これならうちの子もきっと気に入る!」というタワーを見つけてみてください。
① 高さもデザインも◎ おしゃれタイプ
MyUnipet「雲にのる」3段無垢材天然木キャットタワー ──家具のように“飾れる”デザインが魅力。
天然無垢材の温かみある質感で、どんな部屋にも自然になじみます。高さ約140cmで猫も登りやすく、飼い主さまにも圧迫感が少ないのが特徴です。
特徴:
- 天然無垢材使用でナチュラルな高級感(カラー:グレー・ホワイト)
- 広めのステップ台でくつろぎやすい
- 爪とぎ付きでストレス解消
- 安定性・耐久性が高く長く使える
- おしゃれと実用性を両立した一台
おしゃれな見た目と実用性を両立させたい方にぴったりの一台です。

MyUnipet「雲にのる」3段無垢材天然木キャットタワー(公式サイト)
② シンプルで木の温もりがあるお手頃タイプ
PETEPELA(ぺテぺラ)キャットタワー スリム 木製 木目調 ──ナチュラルでかわいい、どんなお部屋にもなじむやさしいデザイン。
高さ約124.5cmのスリム設計で、圧迫感がなく、省スペースでも置けます。滑り止めマット付きで安定感もしっかり。
特徴:
- カラーはベージュ・カーキ・ピンクベージュの3色展開
- ベージュ・カーキは綿縄ポール、ピンクベージュは天然サイザル麻ポール
- ワタ製爪とぎ付きで遊びもリラックスも1台でOK
- スリム&木製デザインでインテリアに自然になじむ
- 見た目のかわいさと機能性を両立したお手頃タワー
可愛らしくおしゃれに置けて、猫も快適に使えるキャットタワーを探している方にぴったりです。

③ 省スペースでも置ける 宇宙船タイプ
RAKU 木登りタワー 宇宙船ボウル付き 突っ張り型キャットタワー ──限られたスペースでも、猫の冒険心を満たせる一台。
床面積を取らずワンルームや狭めのお部屋にも置きやすく、一番下のステップは約40cmで老猫や子猫も安心して登れます。
特徴:
- 高さ約183〜270cmの4サイズ展開で天井高に合わせて調整可能
- 透明な宇宙船ボウル付きで中に入ってくつろぐ姿も見られる
- 太い支柱(9cm径)+二枚組み台座で安定感抜群
- 支柱は麻縄仕様で爪とぎとしても活用可能
- 老猫や大きめの猫(6kg以上)も安心して使える
「部屋が狭いけど、猫がのびのび遊べるタワーを置きたい」「老猫でも安心して使えるものがいい」そんな方にぴったりの、省スペースかつ安定感のあるキャットタワーです。

④ 爪とぎ+キャットタワー 一石二鳥タイプ
猫壱 バリバリボウルタワー 爪研ぎ ライトブラウン XL ──爪とぎもくつろぎもこれ1台で叶える、便利なコンパクトキャットタワー。
ボウル型のベッドで猫が丸くなって安心して休めるほか、爪とぎも一体化しており、遊びとくつろぎの両方をこれ1台でカバーします。
特徴:
- 爪とぎとくつろぎスペースが一体化
- ボウル型ベッドで丸くなってリラックス可能
- 高さ約67.5cmで、上下運動も楽しめる
- 安定感のある作りで、活発に遊ぶ猫でも安心
- 6kgを超える大きな猫でも使用可能
- コンパクトで、置き場所を選ばず猫が快適に過ごせる
「爪とぎもベッドもこれ1台で揃えたい」「遊びながらくつろげる場所が欲しい」そんな方にぴったりの、コンパクトで使いやすいキャットタワーです。

⑤ 隠れ家付きでシャイな猫ちゃん向けタイプ
Mau Mauタワー プリシャトー ──隠れ家付きで、シャイな猫も安心してくつろげるタワー。
小さなハウスがあり、警戒心の強い猫や保護猫でも落ち着ける空間を確保できます。高い位置のステップで登り降りしながら遊ぶこともできます。
特徴:
- 隠れ家ハウス付きで、猫が安心して休める
- 高さ約170cmで、ステップやベッドで上下運動も楽しめる
- 支柱は麻縄仕様で爪とぎとしても活用可能
- 重量約28kgでずっしり安定、活発な猫でも安心
- ヒカキンさんも紹介して話題になった注目アイテム
「隠れ家も上下運動も、これ1台で揃えたい」「遊びながら安心してくつろげる場所を作りたい」そんな方にぴったりの、コンパクトで使いやすいキャットタワーです。

猫がすぐ使いたくなる工夫

「キャットタワーを買ったけど、なかなか猫が登ってくれない…」そんな悩み、意外と多いんです。猫が初めてのタワーに警戒して使わないのは自然なことです。
ここでは、猫が安心してすぐにタワーを楽しめるようにするためのポイントを、次の2つの視点で紹介します。
- 初めてでも警戒しない置き方&誘導のコツ
- 高い場所でリラックスできる時間を作る
どちらも、猫が自然にタワーに慣れ、遊びやくつろぎを楽しめるようにする工夫です。
初めてでも警戒しない置き方&誘導のコツ
キャットタワーは、猫が安心して落ち着ける場所に置くのが基本です。猫によって安心できる場所はさまざまで、飼い主さまの姿が見える場所、静かで落ち着いた場所などが適しています。設置場所を猫が気に入らないと、警戒して使ってくれないこともあります。
初めて使うときは、おもちゃやおやつを置いて誘導したり、飼い主がそばにいて安心させるのも効果的です。無理に抱っこして乗せるのではなく、猫のペースに任せることも大切です。
こうすることで、初めてのキャットタワーでも猫が自然に登り、安心してくつろげる環境を作ることができます。
高い場所でリラックスできる時間を作る
猫は本能的に高い場所が好きで、上から周囲を見渡すことで安心できます。キャットタワーの上のステップやベッドなら、日中のうたた寝や外の様子を観察するときにも安全にくつろげます。
特に家に来たばかりの猫や警戒心の強い猫にとって、「自分だけの安心スペース」を作ることは、リラックスやストレス軽減につながります。
よくある質問|キャットタワー選び編
キャットタワーはどんな種類があり、どう選べばいい?
「据え置きタイプ」と「突っ張りタイプ(天井を利用)」の2種類が主流です。据え置き型は設置が簡単で移動もしやすく、突っ張り型はさらに高さを出せて個室スペースの節約になるのが長所です。部屋の広さや猫の性格に合わせて選びましょう。
キャットタワーの理想的な高さや幅は?
高さは1.5~2m以上あると、猫の上下运動とジャンプ欲求を満たせます。床面はジャンプしやすい幅と、体を伸ばして休めるスペースがあると安心です。大型猫はステップの幅と耐荷重もしっかりチェックしましょう。
シニア猫や子猫におすすめのタワーは?
シニア猫には、関節の負担を減らすため段差が低めで複数のステップがあるタイプがおすすめです。子猫には、体をクッションしてもらうため、下にマットのある低めのタワーから始め、各ステップの閐期距離が近いものを選びましょう。
キャットタワーの置き場所のポイントは?
窓辺に置くと外を眺められて猫が喜びます。ただしエアコンの風が直接当たらない位置、生活動線を陪めない位置、転倒しても他の家具に当たらないスペースを選ぶのがポイントです。複数頭飼いなら、頭数に合わせて複数タワーを設置すると見シャツトも防げます。
キャットタワーのお手入れ・買い替え時期は?
換毛期と換毛期明けに、コロコロクリーナーや探陣ブラシでケアしましょう。ポール部分の麻紐がほつれていたり、ステップががたついている、足規が不安定などの状態が見られたら、パーツ交換や買い替えを検討しましょう。安全のため、長期使用したタワーは交換チェックが必要です。
まとめ|愛猫が毎日楽しめるキャットタワーの選び方

猫は環境の変化にとても敏感で、ちょっとした違いでもストレスにつながる繊細な動物です。だからキャットタワーを選ぶときは、デザインや色だけでなく、猫が安心して過ごせるかどうかを最優先に考えることが大切です。
高さや段差の設計、爪とぎやベッド、隠れ家などの機能があるかどうかで、運動不足の解消やストレス発散にも大きな差が出ます。また、老猫や子猫でも無理なく登れる安心設計のタワーなら、飼い主さまも安心して見守ることができます。
猫の性格や体格に合わせて選べば、「遊びたい」「くつろぎたい」という気持ちを満たしながら、毎日快適に過ごせる空間が作れます。愛猫が自然に登ったり寝そべったりする姿を見ることで、飼い主さまも一緒に安心と癒しを感じられるでしょう。
なお、この記事でご紹介したキャットタワーの一部は、実際に猫専門ホテル「ねこべや」でも導入・使用されています。多くの猫たちが安心して遊び、くつろぐ様子を見てきた私たちだからこそ、自信を持っておすすめできるアイテムばかりです。
愛猫にも“プロに選ばれた快適空間”をプレゼントしてあげてください。