猫の飼い方

ふわふわ甘えん坊!猫のプロが教えるラグドールの魅力と接し方のコツ

2025年11月21日

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ふわふわの毛並みとやさしい瞳が魅力のラグドール。「この子と暮らしてみたい」と思っても、初めてだと「ちゃんとお世話できるかな…」「性格はどうだろう?」と不安になりますよね。

穏やかで人懐っこい反面、少し寂しがりやな一面もあるラグドール。特徴を知っておくことで、毎日をもっと安心して楽しめます。

この記事は、猫専門ホテル「ねこべや」で日々多くの猫たちと接し、猫の性格や行動特性を熟知した“猫のプロフェッショナル”スタッフが執筆しています。

実際の飼育経験や行動観察をもとに、ラグドールの性格や特徴、飼う前のポイント、費用や準備、毎日のお手入れまで、初心者の方にもわかりやすく解説します

初めての猫との暮らしが不安から楽しみに変わるように——ラグドールと心地よく過ごすための第一歩を、一緒に踏み出していきましょう。

 

ラグドールってどんな猫?性格・特徴・魅力をやさしく紹介

ふわふわの毛並みとおだやかな表情が印象的なラグドール。「こんな子と暮らしてみたいな…」と憧れる人も多いですよね。でも、実際にお迎えするとなると、「どんな性格なんだろう?」「お世話は大変じゃないかな?」と気になることも多いはずです。

ここでは、ラグドールを迎える前に知っておきたいポイントを、次の3つに分けて紹介します

  • まるでぬいぐるみ?ラグドールの性格と名前の由来
  • 見た目・体の大きさ・毛の特徴
  • どんな人に向いている猫なの?

順に見ていきましょう。

 

まるでぬいぐるみ?ラグドールの性格と名前の由来

「ラグドール(Ragdoll)」は英語で“ぬいぐるみ”を意味します。抱っこすると力を抜いてくつろぐ姿から名付けられました。

その名の通り、人懐っこく穏やかで、抱っこやスキンシップを好む子が多いです。大きな声で鳴くことも少なく、のんびり落ち着いて過ごす姿が印象的です。

ただし個体差はあり、抱っこが苦手な子もいます。それでも、どの子も飼い主との信頼関係を大切にする、やさしい性格です

 

見た目・体の大きさ・毛の特徴

ラグドールは、ふわっとした長毛と上品な毛色が魅力で、「ぬいぐるみのよう」ともいわれます。

1.毛色と模様
シール、ブルー、チョコレート、ライラックなど。模様はカラーポイント、ミテッド、バイカラーの3種類があり、組み合わせで印象が変わります。

2.体の大きさ
オス6〜9kg、メス4〜6kg、体長は約50〜60cmでやや大きめです。抱くとずっしりとした安心感があります。成猫になるまで3〜4年かかります。

3.毛の特徴
生まれたときは白っぽく、成長とともに色や模様が現れます。セミロングの毛はシルクのようになめらかで、ふんわりしつつ絡まりにくくお手入れしやすいです。

 

どんな人に向いている猫なの?

ラグドールは、穏やかで人懐っこい性格の猫です。抱っこやスキンシップを好む子が多く、初めて猫を飼う方にも向いています。

また、落ち着いた性格なので、小さな子どもがいる家庭や、他の猫・犬と一緒に暮らす家庭でも比較的なじみやすいタイプです。

ただし、飼い主さんに甘えたい性格のため、長時間の留守番が続くとさびしがる子もいます。家にいる時間が長い人や、猫とのふれあいをたっぷり楽しみたい人に特におすすめです

 

飼う前に知っておきたい「暮らし方」と「注意点」

ラグドールは穏やかで人懐っこい性格ですが、快適に過ごしてもらうためには、環境づくりや接し方に少し工夫が必要です。特に初めて猫を飼う方は、「どんなお部屋が向いているの?」「他のペットとも仲良くできるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

ここでは、ラグドールと暮らす前に知っておきたい次の3つのポイントを紹介します

  • ラグドールを快適に育てる環境づくり
  • 長時間留守が多い家庭は注意!ラグドールが寂しがりやな理由
  • 多頭飼い・子ども・犬との相性まとめ

順に見ていきましょう。

 

ラグドールを快適に育てる環境づくり

ラグドールはおっとりした性格で運動量が少ないため、キャットタワーやおもちゃで遊んで体を動かせる環境を整えましょう。遊ぶ時間をつくることで運動不足やストレスの予防になります。

また、危険察知が苦手なため完全室内飼いが基本です。落下や迷子を防ぎ、室内で安心して過ごせるようにしましょう。

快適に暮らすためのポイントは以下の通りです。

  • 静かで落ち着ける寝床を用意する
  • 室温は22〜28℃、直射日光や湿気の多い場所は避ける
  • 模様替えや引っ越し時は猫のスペースをなるべく変えない

ラグドールは環境の変化に強いですが、「いつもの安心できる空間」があるとよりリラックスできます

 

長時間留守が多い家庭は注意!ラグドールが寂しがりやな理由

ラグドールは穏やかで甘えん坊な性格で、飼い主さんと一緒に過ごす時間を何より大切にする猫です。そのため、長時間の留守が続くと寂しさからストレスを感じ、食欲が落ちたり、鳴く回数が増えたりすることもあります。

留守にする際は、次のような工夫をしてあげましょう。

  • お気に入りの毛布やおもちゃをそばに置く
  • 猫用カメラや自動給餌器で声をかけたり、安心感を与える
  • 部屋の温度や明るさを快適に保つ

在宅時間が短い家庭では、もう1匹猫を迎えるのも選択肢のひとつです。ただし、性格の相性を見ながらゆっくり慣らすことが大切です

 

多頭飼い・子ども・犬との相性まとめ

ラグドールは穏やかで社交的な性格のため、他の動物や子どもとも比較的仲良く過ごせます。ただし、相性や距離感を大切にしましょう。

  • 多頭飼い:おっとりした猫とは相性が良いですが、活発な猫や縄張り意識の強い猫とは慣れるまで時間がかかることもあります。最初は部屋を分け、少しずつ慣らしましょう。
  • 子どもとの相性:抱っこを嫌がりにくく、人懐っこいため飼いやすいです。ただし、強いスキンシップはストレスになることがあるので注意しましょう。
  • 犬との相性:穏やかな犬とは比較的うまくいきます。初対面では距離を保ち、徐々に慣らしていくのがポイントです。元気な犬がいる場合は、猫が安心できるスペースを作ってあげましょう。

 

飼うときにかかる費用と準備しておくもの

「ラグドールを迎えたいけど、費用や準備が心配…」という方も多いはずです。あらかじめ目安を知っておけば、焦らず安心して迎えられます。

ここでは、ラグドールを飼うときに特に押さえておきたい3つのポイントを紹介します

  • お迎えにかかる初期費用の目安
  • 毎月の維持費と、意外に忘れがちな出費
  • 最初に揃えておきたい必需品リスト

準備を整えて、ラグドールとの暮らしをスムーズにスタートさせましょう。

 

お迎えにかかる初期費用の目安

ラグドールを迎えるときにかかる費用は、猫本体だけでなく、ケージやトイレ、フードや食器などの最低限必要な消耗品も含めて考えることが大切です。

  • ラグドール本体:10~40万円程度(血統やブリーダーによって幅があります)
  • ワクチン・健康診断:1~3万円程度
  • 避妊・去勢手術:1.5~3万円程度(必要に応じて)
  • 基本の消耗品(ケージ・トイレ・フード・食器・砂など):1~3万円程度

これらを合わせると、初期費用の目安は15~50万円程度となります。初めてラグドールを迎える場合は、余裕をもった費用計画を立てておくと安心です。

 

毎月の維持費と、意外に忘れがちな出費

ラグドールを飼うと、毎月かかる費用は5,000〜10,000円程度が目安です。費用を固定費と変動費に分けると、より管理しやすくなります。

<固定費(ほぼ毎月かかる費用)>

  • フード:3,000〜6,000円
  • トイレ砂:1,000〜2,000円
  • おもちゃ・おやつ・消耗品:500〜2,000円

<変動費(時々かかる費用・意外に忘れがち)>

  • 爪とぎやキャットタワーの消耗品交換
  • 毛玉ケア用品やブラシの買い替え
  • ワクチンや健康診断、急な通院費

変動費は毎月必ずかかるわけではありませんが、少しずつ積み立てておくと安心です。毎月の費用を把握しておくことで、ラグドールとの暮らしを無理なく楽しめます

 

最初に揃えておきたい必需品リスト

ラグドールを迎える前に、最低限揃えておきたいアイテムです。

  • フード:店員さんや獣医さんに相談すると安心です。
  • トイレ・砂:猫が使いやすいサイズと吸収力のある砂
  • ゲージ:落ち着ける場所や移動用にあると便利
  • 食器:水とフード用、洗いやすいもの
  • 爪とぎ:家具を守るために必須
  • 寝床・ベッド:安心して休める場所
  • ブラシ・毛玉ケア用品:毎日のブラッシングに必要
  • おもちゃ:運動不足やストレス解消に

まずはこれだけ揃えれば安心です。あとは猫の好みに合わせて少しずつ追加していきましょう。

 

ラグドールのお手入れと健康管理|毛玉を防ぐケアが大切

ラグドールはふわふわの毛並みが魅力ですが、毛玉を防ぐためには日々のお手入れが欠かせません。特に、見た目ではきれいに見えても、脇の下やお腹、耳の後ろなどに毛玉が隠れていることもあります。

ここでは、ラグドールのお手入れと健康管理で押さえておきたいポイントを紹介します。

  • ふわふわ長毛はブラッシングで毛玉を防ごう
  • 毛玉を放置すると皮膚や動きに負担がかかることも
  • 気をつけたい病気と日常のチェックポイント
  • 自宅ケアが難しいときは、ラグドールの毛玉ケアをプロに相談しよう

毛玉を防ぎながら、ラグドールが健やかに過ごせるケアを見ていきましょう。

 

ふわふわ長毛はブラッシングで毛玉を防ごう

ラグドールはセミロングのふわふわした毛並みが魅力ですが、脇の下やお腹、耳の後ろなどに毛玉ができることがあります。毛玉を防ぐためには、日頃のブラッシングが大切です。

  • 頻度:週2回を目安に行う
  • 換毛期:春・秋はできれば毎日ケアする
  • 道具:長毛種用のブラシやコームを使う
  • やり方:毛の流れに沿って、やさしくとかす

絡まった毛を無理に引っ張ると、猫ちゃんの負担になることがあります。落ち着いているタイミングで、短時間ずつやさしくケアしてあげましょう。

 

毛玉を放置すると皮膚や動きに負担がかかることも

ラグドールの毛玉は、見た目の問題だけではありません。毛が固まると皮膚が引っ張られ、違和感や痛みにつながることがあります。

特に、脇の下・お腹・内股・首まわりなどは毛がこすれやすく、毛玉ができやすい部分です。毛玉が大きくなると、歩く・座る・伸びをするなどの動きに負担がかかることもあります。

ラグドールは穏やかな子が多く、痛みや違和感があっても我慢してしまう場合があります。毛玉が固くなっている、皮膚に近い場所にある、ブラッシングを嫌がるといったときは、無理に取ろうとせず早めにケアすることが大切です。

 

気をつけたい病気と日常のチェックポイント

ラグドールは比較的穏やかで飼いやすい猫種ですが、体調の変化がわかりにくいこともあります。毛玉や皮膚の状態だけでなく、食欲・排泄・呼吸の様子も日頃から確認しておきましょう。

特に注意したい病気には、以下のようなものがあります。

  • 肥大型心筋症(HCM):呼吸が荒い、疲れやすいなどの変化に注意
  • 多発性嚢胞腎(PKD):水を飲む量や尿の量が増えていないか確認
  • 尿石症:トイレの回数、尿の量や色の変化をチェック

病気のサインは、はっきり出ないこともあります。ブラッシングのときに毛並みや皮膚、体の触り心地も一緒に確認し、気になる変化があれば早めに動物病院へ相談しましょう。

 

自宅ケアが難しいときは、ラグドールの毛玉ケアをプロに相談しよう

ラグドールの毛玉ケアは、状態によって自宅で対応するのが難しいこともあります。特に、毛玉が広範囲にある場合や、皮膚の近くで固まっている場合は、無理に取ろうとせずプロに相談するのが安心です。

ねこべやサロンでは、ラグドールのような長毛種の毛並みに合わせて、毛玉ケアやシャンプーを行っています。猫ちゃんの性格や毛の状態を見ながら進めるため、「家では嫌がってしまう」「どこまでケアしていいかわからない」という方にも相談しやすい環境です。

ラグドールの毛玉やシャンプーでお悩みの方は、無理に抱え込まず、ねこべやサロンへ一度ご相談ください。 

 

よくある質問|ラグドールとトリミング・預け先選び編

抱っこ好きで甘えん坊のラグドールを、留守番させても大丈夫ですか?

ラグドールは人懐っこく寂しがりやな性格のため、長時間の留守番は大きなストレスになることがあります。1泊以上家を空ける場合は、個室タイプで人が常駐しているペットホテルを選ぶと、ふだんの暮らしに近いリズムを保てて安心です。

長毛のラグドールは、毛玉や被毛トラブルが起きやすいですか?

ラグドールはダブルコートの長毛で、ブラッシングを怠ると毛玉が一気に進みやすい品種です。日々のお手入れに加え、月1回ほど猫専門のトリミングサロンでケアしておくと、被毛トラブルを未然に防げます。猫専門サロン「ねこべやサロン」では、ラグドールのような長毛種のシャンプー・ブラッシングに慣れたスタッフが対応しています。

ラグドールは穏やかですが、他の猫や犬と一緒の空間でも平気ですか?

性格は穏やかですが、見知らぬ動物との接触はストレスになりやすいタイプです。トリミングを利用する際も、犬と一緒に扱わない猫専門のサロンを選ぶと、ラグドールの繊細な性格に負担をかけずに済みます。

ラグドールのトリミングは、どれくらいの頻度がおすすめですか?

ラグドールは長毛なので、ご自宅でのブラッシングは週2~3回、シャンプーは月1回が目安です。ご自宅のシャンプーが難しい場合は、2~3ヶ月に1回ほどプロのトリミングサロンに依頼すると、被毛と皮膚の状態を健康に保ちやすくなります。

ラグドールにおすすめのトリミングサロン・ペットホテルの選び方は?

①猫専門で犬と接触しない、②長毛種のブラッシング・シャンプー実績がある、③スタッフが猫の扱いに慣れている、④暴れたときの安全対応、⑤施術中の様子を共有してくれる、の5点が揃う施設が安心です。ねこべやサロンは猫専門で、長毛種のお手入れにも対応しています。

 

まとめ|ラグドールは初心者でも飼いやすい?穏やかで愛情深い“家族向きの猫”

ラグドールは穏やかで甘えん坊、人懐っこい性格の猫です。初めて猫を迎える方でも比較的暮らしやすく、家族とのスキンシップを大切にする子が多いでしょう。

一方で、長時間の留守や急な環境の変化には注意が必要です。また、ふわふわの毛並みをきれいに保つためには、日々のブラッシングや毛玉チェックも欠かせません。特に脇の下やお腹、耳の後ろなどは毛玉ができやすいため、こまめに見てあげることが大切です。

もし毛玉が固くなっている、自宅でのシャンプーやケアを嫌がるなど、お手入れに不安がある場合は、無理に抱え込まずプロに相談するのも安心です。

ラグドールのペースに合わせて、暮らしの環境とお手入れを整えていけば、穏やかで愛情深いラグドールとの毎日はもっと心地よいものになります。安心して楽しく過ごせるよう、日々のケアを無理なく続けていきましょう。

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